話題の中国ティーブランド「CHAGEE（チャジー）」で本格ミルクティー体験｜日本未上陸の注目カフェ

マレーシアクアラルンプール滞在中に偶然見つけた、おしゃれで大人気の中国ティーブランド「CHAGEE（チャジー）」。
見た目の高級感と、現地での人気ぶりに思わず足を止めてしまいました。

今回は、日本未上陸のこのお店で実際にミルクティーを飲んでみた感想を、
味・雰囲気・人気の理由など、詳しく紹介します！

🌸 CHAGEEってどんなお店？中国発の“お茶を楽しむ”ブランド

CHAGEEは中国・雲南省発祥の高級ティーブランドで、
タピオカブームの次に登場した「本格的にお茶を味わう系カフェ」としてアジア各国で人気急上昇中。

ブランド名の「CHAGEE」は“TEA＋AGE（時代）”の造語で、
「お茶の新しい時代をつくる」というコンセプトが込められているそうです。

マレーシアではすでにかなりの店舗数があり、ショッピングモールでは行列ができていることもしばしば。

今回注文したのは定番の
「Jasmine Green Milk Tea」ホット・レスシュガー・レギュラーサイズ。
お値段は 11.9リンギット（約400円）。

カップはまるで「偽ディオール（笑）」のような柄で、上品なデザイン。
ちょっとした高級ホテルのテイクアウトドリンクみたいな見た目です。

味は、ひと口飲んでびっくりするほど香り高い！
お茶の苦味とミルクのまろやかさがバランスよく、
「甘すぎないのに満足感がある」そんな味わい。

レスシュガー（砂糖控えめ）にしたのが正解で、
お茶そのものの香りを楽しめました。
いわゆる“タピオカミルクティー”とはまったく違う方向性で、
「お茶が主役」になっているのが特徴です。

CHAGEEのドリンクで驚いたのが、細いストローが3本一体になったデザイン。
初めて見た時は「え？これどうやって飲むの!?」と戸惑いましたが、
実際に飲んでみるとこれが意外と良い。

ちびちび飲むスタイルで、
お茶の香りをゆっくり味わうのにぴったりなんです。
ゴクゴク飲むというより、“香りを楽しむ”ためのストローなんだなと納得しました。

このあたりの細かいこだわりも、中国ブランドらしいセンスを感じます。
ストローひとつとっても、「ただのドリンクではない」演出がされているのが面白いです。

私が行った店舗は、KLセントラル駅直結のショッピングモール「Nu Sentral」にあるCHAGEE Express。
名前の通り“エクスプレス”形式で、店内に座席はなくテイクアウト専用。
それでもお客さんが絶えず、注文の列ができていました。

マレーシアでは電車利用者が多いので、
こうした駅ナカタイプの店舗が非常に人気なようです。
通勤前や帰宅途中に買っていく人も多く、
“日常のお茶文化”として根づいているのを感じました。

Nuモールはカフェやファッション店が多く、観光客にも立ち寄りやすい場所。
駅直結で雨にも濡れずアクセスできるので、
旅行中のちょっとした休憩にもぴったりです。

日本だと「ゴンチャ」や「春水堂」などの台湾系ミルクティーが主流ですが、
CHAGEEはそれよりもぐっと“お茶寄り”。
タピオカやトッピングを楽しむというより、
お茶そのものの味・香り・産地の違いを味わうのがコンセプトです。

メニューには、烏龍茶ベース・紅茶ベース・緑茶ベースなどがありました。また、店内の雰囲気やカップデザインも上品で、
「気軽に買えるけど、ラグジュアリーに見える」
そんな絶妙なポジションを取っているのが人気の理由かもしれません。

価格は1杯あたり10〜15リンギット（約350〜500円）。
日本のスタバやゴンチャと比べると少し安い程度ですが、
味と見た目のクオリティを考えるとかなりコスパが良いと思います。

観光途中でのちょっとした休憩にもぴったりですし、
写真映えするカップはお土産感覚でも楽しめます。
SNSでも「可愛い！」と話題になっていて、
特に若い女性に人気があるようでした。

CHAGEE（チャジー）は、中国発の“お茶ブランドの進化系”として
今後ますます注目されそうな存在です。

タピオカブームの次に来るのは、きっと「ティーブランドの時代」。
日本ではまだ出店していませんが、
もし上陸したら可愛いですし美味しいので人気が出ると思います。

マレーシアやシンガポールなど、アジア旅行を予定している方は、
ぜひ現地でCHAGEEを探してみてください。
特にKLセントラル駅のNuモール店はアクセス抜群なのでおすすめです。

おしゃれなカップで、お茶の香りをゆっくり楽しむ——
そんな体験を、旅のひと休みに取り入れてみてはいかがでしょうか？🌿